Meiko Active News 2025

9月26日(金)学校設定科目の風景

 スポーツBの時間では、初めて「ジャベリックスロー」に挑戦しました。教員を含め全員が未経験の種目でしたが、準備体操・必要なスキルの整理・練習方法を試行錯誤しながら取り組みました。

 その成果として、最後には「MEIKO DIAMOND LEAGUE」と題した模擬大会を開催することができました。大会は実際のやり投げ種目のルールを基に2回実施し、記録に挑戦しました。中でも最も記録を伸ばした生徒は、なんと+11mという予想を大きく上回る成果を出しました。全体の平均記録も+4.40mと、惜しくも目標の+5mには届きませんでしたが、名高生の底力と大きな成長を感じることができました。

 次の種目は「選択球技」の予定になります。話し合い活動の結果、候補はバドミントンとハンドボール(未経験種目)に絞られ、生徒発案でディベートを行うことになりました。

 「安全面は?」「練習効率は?」「未経験だからこそ挑戦しよう」といった様々な意見が出る中、ある生徒が、「学校教育目標が じぶん・みんな・つくる だから、できることや経験したことにこだわるよりも、新しいことをみんなでつくることの方が大事じゃない?」と発言してくれました。

 最終的には多数決でバドミントンに決定しましたが、その言葉をきっかけに議論がさらに深まり、合意形成の過程が非常に素晴らしく有意義な時間となりました。

 生徒自ら授業を作る経験は、学校設定科目ならではのものであり、まさに THE名高生という姿でした。