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6月25日(水)実施 3年次 地域学 

6月25日(水)実施 3年次 地域学

 本日は名寄市内でネイルサロンを経営されている髙橋理子様にゲストスピーカーとして来ていただきました。髙橋様と外部講師の黒井様との2ショットです。

 髙橋様は名寄高等学校の卒業生です。卒業後、アパレルメーカーに就職しました。勤務地は東京です。スペインの外資系メーカーだったため、髙橋様はスペイン語を覚えながら仕事に励みました。その中で気分転換として毎月ネイルサロンに通っていました。爪を綺麗にしてもらい、ネイリストの方に話を聞いていただくことで、すっきりとした気持ちになっていたそうです。そしていつしか「ネイリストになりたい」という気持ちが芽生えました。

 髙橋様は東京の専門学校に通い、卒業後、東京でネイリストとして就職しました。しかし多忙のあまり、お客様に充分に接客することや、ネイルの施術に集中することが難しくなりました。そのため転職し、ネイルの専門学校で教師になりました。

 その後、再び転機が訪れます。帰省の時に保護者の方や友人と話し、道北にはネイルサロンが少ないことに気づいたのです。ネイルサロンは札幌や旭川に集中していることや、髙橋様が好きなニュアンスネイルアートを行っているサロンがないことに着目し、2024年に名寄市にUターンしてご自身のサロンをオープンされました。

 髙橋様は「私は6年間の社会人経験で4回、働く環境を変えていますが、私のように体験してみて夢を見つける人や、高校生時代にすでに見つけている人もいます」と語りました。更に「高校時代はかけがえのない時間です。皆さんは将来の夢や目標をたくさんの選択肢から選ぶことができます」と結びました。

 生徒達は真剣な表情で髙橋様の講話を聴いていました。